88才 母の現状
介護保険変更申請メモより
■母Kの認知症が進行しました
排泄廻りを主に認知度がますます下がってきました。
その上、大小失禁が日常のこととなり、排泄ケアが自分ではほとんどできなくなりましたので、ひとりで自宅にいられるのは1・2時間が限度になりました。
物忘れが増え、同じ話、わけのわからない話を繰り返すことも増えました。
また、歩行困難が進行しました。今にも転びそうな様子でやっと伝い歩きをし、ときどきバランスをくずして尻餅をつきます。シルバーカーを押して徒歩で外出することはほとんどなくなりました。
起き抜けの排便、洗顔、着替え、歯磨き、お化粧などを自発的にはしないので、何度も声をかけ、一部手を手を貸すとやっとします。
じっと椅子に掛けている時間が長くなり、何度も促して手を貸さないと次の行動に移りません。
入浴は、週に2・3回デイサービスで入れてもらっています。
起き抜けの便失禁は、後述のように毎日朝早くトイレ誘導をして防止していますが、今のところ連日から10日前後の間隔で続いており、おさまりそうにありません。
■尿失禁について
日中、尿意を感じて自分でトイレに行くこともありますが、一連の動作を忘れているので、見守りと介助が欠かせません。
一人でトイレから出て来たときには、汚れたパッドと紙パンツを外してしまい、ズボンの下になにも着けていないことが多くあり、これを見逃さないようにしないと衣類、椅子、床を尿失禁で汚されます。
汚れたパッド類を古新聞に包むところまでは、声かけをして自分でしてもらっていますが、その後の始末はすべて介助者(家では主に長女)がします。
失禁で衣類が汚れたときには、介助者が着替えを手渡して、手伝います。
夜間は熟睡して一度もトイレに起きません。そのために就寝中に尿失禁を毎日大量にします。(現在は紙パンツの中に吸収量1000ccの夜用尿取りパッドを重ねて使っています)
毎日就寝前に、夜用パッドを手渡して正しく着けたことを確認しないと翌朝衣類全部と寝具の大洗濯になります。
■便失禁について
Kの排便は主に毎朝起き抜け時にあり、便失禁もこのときがほとんどです。便失禁はこの3月以来、少量であったことはなく毎回多量(少ないときでも鶏卵大)です。
4月に総合病院の便失禁専門の外来を受診したところ、無意識に締める肛門の筋肉がかなり弱っているという診断でした。この病院で便性改善のためのコロネル錠を処方してもらい服用しています。
便失禁防止のために、毎朝5時45分に介助者がKを起こしてトイレに誘導します。するとたいていは正常排便がありますが、時により、すでに寝床の中で便失禁をしています。
Kは、自分では、便失禁をしたことにほとんどの場合気が付きません。
朝目覚めるとすぐに腸の蠕動運動が始まるようです。
ぐずぐずと寝床にいるうちに便が出てしまいますので、起こしたら一刻も早くトイレに行ってもらわなくてはなりません。このために「起き抜けには力が入らないのよ」と言うKに手を貸し無理矢理立ち上がらせて、トイレまで転ばないように支えて歩いてもらいます。
このときトイレにたどり着く前に便が出てしまうこともあります。
トイレでは、便失禁していないことを確認してから、下着を下ろして便座に座ってもらうところまですべて介助します。
便失禁をしていたときには、Kに汚れを拡大されないように注意して、すべて介助者が清拭をし、汚物を始末します。
最近では床まで汚すことは滅多になくなりましたが、状況により、便座やKの太股が汚れますので、すべてをきれいにするには1時間以上かかることもあります。
起こすのが6時を過ぎるとすでに便失禁をしている可能性がぐんと高くなります。
ときにより、朝の排便が正常にあってもその数時間後にまた便失禁が起こることもあります。また、一日に複数回のこともあります。
■排泄廻りの認知度が格段に下がりました。
最近Kのトイレ滞在時間は、事故がなくても早くて15分、遅いと30分以上になりました。
便器洗浄、シャワーでのお尻洗浄、乾燥などその都度介助者がついていていちいち指示しなくてはなりません。
ときには、「ここで(排尿、排便を)していいの?」と便座に座ったKに質問されることもあります。
トイレ使用後の手洗い、ドアを閉めること、電気のスイッチを切ることもその都度言わないと自分からはしません。
終了後便器の蓋上にじっと座っていて、長時間出てこないこともあります。
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